今回は奈良県天理市にある長岳寺です。
春にはつつじ、かきつばた、夏にはあじさいなどが楽しめ関西花の寺二十五霊場の第19番札所となっています。



長岳寺の最寄り駅はJR万葉まほろば線の柳本駅です。

大阪方面からだと近鉄電車で
大阪上本町駅⇒急行で約40分⇒桜井駅
桜井駅でJRの万葉まほろば線に乗り換え
桜井駅⇒普通で約10分⇒柳本駅


柳本駅の前にあるロータリーから山の方を目指します。


長岳寺までの道中で左側にあるのは黒塚古墳です。
国の史跡に指定されている前方後円墳です。


柳本公園の中にあり黒塚古墳展示館もあります。


黒塚古墳を越えると、三叉路がありますが右側を進み横断歩道を渡ってください。


横断歩道を渡る国道169号線は奈良市内から桜井を経由し三重県や和歌山県を結ぶ幹線道路で、車通りも多く横断は困難なので必ず横断歩道を渡りましょう!


横断歩道からすぐの所に長岳寺の案内が出ています。


右側に見えるこんもりとした緑地は行燈山古墳です。
こちらも前方後円墳で、先ほどの黒塚古墳などと併せて柳本古墳群となっています。


行燈山古墳を過ぎたあたりにも長岳寺への案内が出ています。
この辺りまで来ると長岳寺はスグです。


しばらく歩くと長岳寺の駐車場の案内が出ています。


この辺りに長岳寺の駐車場があります。
左の方へ行くと大門がありその前には

勧請縄があります。


竹で編まれている勧請は五穀豊穣や地域の安全の願いが込められています。


大門をくぐると、うっそうと茂った緑の中を通ります。


入り口に近いところにはあじさいの株がありました。
訪れたのが5月上旬なので、まだ咲いていませんでした。


つつじも若干残っていましたが、見頃は過ぎていました。


長岳寺の拝観受付はこちらです。
御朱印の受付もこちらで行なっています。


拝観受付のすぐ隣にあるのが旧地蔵院です。
かつて長岳寺には四十八もの塔頭がありましたが、現在ではこの旧地蔵院のみとなりました。


現在は庫裏として使用されていますが、中は自由に見ることが出来ます。
またそうめんをいただくことが出来ます。


中には室町時代に作庭された美しい庭園があります。


この庭園にもかきつばたが咲いてきました。


本堂の方に進むと鐘楼門が見えます。
日本最古の鐘楼門で、重要文化財に指定されています。


こちらが長岳寺の本堂です。
824年に淳和天皇の勅願により弘法大師が創建しました。

この長岳寺の近くにある大和神社の神宮寺として建てられ、応仁の乱などの兵火で衰退しましたが、徳川家康などの支援により1602年に再興されました。
阿弥陀三尊像や多聞天、増長天を安置しています。


本堂は中に入ってお参りすることが出来ますが、入り口の天井に足形があります。

長岳寺の東には十市遠忠が築いた龍王山城がありました。
ところがその龍王山城が松永弾正に攻められ、この長岳寺の境内でも戦闘が行なわれました。
十市側の武将が血だらけとなり、本堂の前辺りで息絶えました。
それを供養しようと血の跡がついた縁側の板を天井に張り替えて現在に至ります。

これだけ血に染まった足形が現在でもくっきりと残っているとおっかないですね(笑)


本堂の前にある放生池にはかきつばたが満開でした。


こちらが大師堂です。
弘法大師を祀ります。


大師堂から放生池を回り込むように進むと、本堂をバックにかきつばたを撮影することが出来ます。


放生池の周りではかきつばたの他にカラーなどの花がたくさん咲いていました。


長岳寺の駐車場の横には天理市トレイルセンターという施設があります。
洋食屋やお土産屋さんがあり、このあたりの史跡などを紹介しています。

長岳寺は春日大社のある春日山から天理の石上神宮を経由し大神神社のある三輪山までのコースで、奈良盆地の東側に連なる『山の辺の道』の中にあります。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
JR万葉まほろば線 柳本駅
⇒徒歩約20分

〇拝観時間
9:00〜17:00

〇拝観日
2021年5月6日

〇拝観料
大人 400円
大学生・高校生 350円
中学生 300円
小学生 250円

〇札所
大和十三仏霊場 第4番
関西花の寺二十五霊場 第19番
大和北部八十八ヶ所霊場 第80番
ぼけよけ二十四地蔵尊霊場 第16番

〇駐車場
あり(無料)

※2021年5月6日現在