今回は大阪市平野区にある全興寺です。
鬼や閻魔大王がいる地獄堂があり、その他にも小さな駄菓子屋さんの博物館などがある風変わりなお寺です。

全興寺の最寄り駅はJR大和路線の平野駅です。

大阪方面からだと
天王寺駅⇒普通で約5分⇒平野駅

平野駅からは南口から全興寺を目指します。
しばらく歩くと『大念仏寺北』の交差点があるので、左に曲がり奈良・八尾方面に進みます。

国道25号線を東へ進むと、『宮前東』の交差点がありますので右に曲がります。
見にくいですが矢印の方向のさらに右にも道がありますので、矢印の方へ進んでください。

初めての信号の所にあるアーケード付の商店街に入ります。
屋根から提灯がぶら下がっていますが、この辺りに

全興寺の北門があります。

入口には閻魔大王が『舌をぬくぞ』と言って出迎えてくれます。
とてもおっかないです(笑)

境内に入ると左右に西国三十三所巡礼の観音さまが祀られています。

突き当たりには不動堂があります。

中央にある一願不動尊に頭から水をかけ、ひとつだけ願いをします。
時間になると水蒸気が発生します。

お土産などを販売している受付を通り、右側には小さな駄菓子屋さん博物館があります。

昭和の駄菓子屋で売られていたお菓子などの展示やジオラマで駄菓子屋を再現しています。

この小さな駄菓子屋さん博物館の前にあるのが、全興寺の本堂です。
御本尊に薬師如来像を祀ります。
薬師如来像以外にも聖徳太子像(2歳時)や十二神将なども祀ります。

現在の本堂は1576年に建立されましたが、大坂夏の陣(1615年)で一部を焼失しました。
その後1661年に再建され、現在に至ります。

小さな駄菓子屋さんの博物館の近くにあるのが地獄堂です。

地獄堂へは受付で100円を払い、通行手形をいただきます。
地獄への通行手形は入口にあるQRコードリーダーにかざします。

QRリーダーに通行手形をかざすと、いよいよ地獄へと入れます(笑)
あまりにも怖い地獄堂なので、以前は扉は閉められたそうですが今は開いています(笑)

正面に閻魔大王

右側には鬼と婆がいます。
もうここまででかなりの恐怖を感じますが

鬼の横に映像が流れます。

亡くなった時に、生前にどんな行ないをしていたかで天国に行けるか地獄へ落ちるかが決まるそうです。
そして悪い事をすると地獄に落ち、このような目に合うというのを映像で見るととてもおっかない…(笑)

ただ恐怖心を与えるだけでなく、生きている間に人に嘘をついたり人の物を盗んだりするとこんなおっかない世界にやって来るぞ!だから悪いことをするな!だと教えてくれました。
また命は一つしかない!だから大切に生きなさい!とも教えてくれたと思います。

そして地獄堂から外に出ると石が積まれていました。

これは『賽の川原で行う石積み体験』といい、先程の地獄堂で流れていた映像にありますが
一つ積むと父のため
二つ積むと母のため
そして積み上がると鬼が来てバラバラに崩してしまうそうです。

『賽の川原で行う石積み体験』の近くには地獄の釜の音を聞くことが出来ます。
石の真ん中に空いている穴に顔を埋めて聞いてみましたが…
あまり聞こえませんでした…

そして地下に降りていく『ほとけのくに』の入口があります。

『ほとけのくに』への階段に手すりがついていますが、その手すりには四国八十八ヶ所霊場の砂が入っています。

そしてこちらが『ほとけのくに』です。
151体の石仏に囲まれたの床には曼荼羅があり、ここで瞑想することが出来ます。

『ほとけのくに』や地獄堂などで体験して命の大切さなどを知ることが出来るお寺です。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
JR大和路線 平野駅(JR-Q22)
⇒徒歩約15分

〇拝観時間
9:00~17:00

〇拝観日
2021年10月28日

〇拝観料
なし(地獄堂 100円)

〇札所
おおさか十三仏霊場 第7番
摂津国八十八箇所 第39番

〇駐車場
なし

※2021年10月28日現在