今回は奈良県桜井市にある安倍文殊院です。
パンジーを使ったジャンボ花絵が寅に変わったので訪れてみました。
前回の拝観記録は
こちら①

こちらは安倍文殊院の表山門です。

表山門をくぐると両側に燈籠が立ち並んでいます。

立ち並ぶ燈籠を過ぎると安倍文殊院の本堂に到着します。

本堂の前にはたくさんの絵馬が奉納されています。
本堂には唐獅子に乗った文殊菩薩が安置されていて、四体の脇士を含む渡海文殊群像は国宝に指定されています。
文殊菩薩を祀るので、安倍文殊院は合格祈願、学業向上で訪れる受験生が多くいます。

本堂への拝観受付の所で御朱印をいただきました。
こちらは大和十三仏霊場のもので

こちらは大和七福八宝めぐりのものです。

拝観受付の近くには伊勢神宮への大道標があります。
かつて安倍文殊院の仁王門の辻にあった場所から移設されました。
正面には
右はせ(長谷)いせ(伊勢)
左たへま(当麻)大坂(大阪)
左面には
右あべ(安倍)をか寺(岡寺)みち
右面には
左あべ(安倍)をか寺(岡寺)よしの(吉野)かうや山(高野山)
と彫られています。
大阪から伊勢神宮を結ぶ伊勢街道はこの地を通り、伊勢を目指す多くの人の道標となっていました。

金閣浮御堂の前には安倍仲麻呂が詠んだ歌が石碑になっています。
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
天の原をはるかに見渡したときに見える月は私のふるさとの春日にある三笠の山の上に出る月と同じに見える。といった内容で、阿倍仲麻呂が留学のために渡った唐の国から帰る時に見た月を歌にしました。
石碑の文字は書家・榊莫山氏が書き記したものです。

境内の奥に進むと合格門があります。
石段を登ると


ジャンボ花絵を見ることが出来ます。
パンジーを8000株使ったジャンボ花絵は、毎年11月から翌年の4月頃までは干支が描かれています。
2022年(令和4年)は寅年なので、寅と五芒星と合格の文字が描かれていました。

安倍文殊院の境内に入るのに表山門から入りましたが、表山門の前に安倍寺跡の案内があり行ってみました。


道路に案内が埋め込まれていて、迷うことなく進むことが出来ました。

安倍文殊院から5分もかからない所に公園があります。


安倍史跡公園という名前の公園は、平安時代末期に僧兵に焼き討ちにあい全焼してしまうまで安倍寺が建っていた場所です。
鎌倉時代には現在の安倍文殊院の場所へ移転して再興されました。
安倍寺は東に金堂、西に塔が建っていたとされ法隆寺式伽藍配置だったとわかりました。
画像の跡地は塔が建っていたとされています。
現在は子供たちが遊んでいる公園ですが、国の史跡に指定されています。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
奈良交通バス『安倍文殊院』バス停
⇒すぐ
〇拝観時間
9:00~17:00
〇拝観日
2021年12月24日
〇拝観料
A:本堂+渡海文殊像(お抹茶・菓子つき)
大人 700円
小学生 500円
B:金閣浮御堂(七まいりおさめ札・お守りつき)
大人 700円
小学生 500円
A+B共通拝観券
大人 1200円
小学生 800円
〇札所
神仏霊場巡拝の道 第34番(奈良21番)
大和十三仏霊場 第3番
大和七福八宝めぐり(弁財天)
大和北部八十八ヶ所霊場 第82番
〇駐車場
あり(普通車500円)
※2021年12月24日現在