今回は奈良県橿原市にある久米寺です。
橿原神宮の近くにあり、大和七福八宝巡りの一つとなっています。

大和七福八宝めぐり
大神神社(奈良県桜井市・三輪明神)
長谷寺(奈良県桜井市・大黒天)
朝護孫子寺(奈良県生駒郡平群町・毘沙門天)
當麻寺(奈良県葛城市・布袋尊)
安倍文殊院(奈良県桜井市・弁財天)
おふさ観音寺(奈良県橿原市・恵比寿天)
談山神社(奈良県桜井市・福禄寿)
久米寺(奈良県橿原市・寿老人)

橿原神宮の最寄り駅は近鉄南大阪線、吉野線、橿原線の橿原神宮前駅です。

大阪方面からだと
大阪阿部野橋駅⇒特急(要特急券)で約35分・急行で約40分⇒橿原神宮前駅

京都方面からだと
(近鉄)京都駅⇒特急(要特急券)で約55分・急行で約75分⇒橿原神宮前駅

吉野方面からだと
吉野駅⇒特急(要特急券)で約40分・急行で約55分⇒橿原神宮前駅

橿原神宮へは中央改札口を出ますが、久米寺へは西改札口から久米寺を目指します。
西改札口を出るとロータリーがありますので、右側へ進みます。

西改札からしばらく歩くと『久米』の交差点があります。
ここの横断歩道を渡ってから、右に曲がります。

右に曲がるとすぐに、左へ曲がります。
少し見にくいですが久米寺への案内が出ていますので、この手前を左に曲がります。

左に曲がると奥に木の生い茂った所があります。

ここを左右どちらからでも久米寺に行くことが出来ます。
山門を通る場合は左に進みます。

先程の木の生い茂った所というのは、久米御縣神社(くめのみあがたじんじゃ)です。
久米地区の鎮守社となっていて、地域住民からの信仰を受けています。

久米御縣神社からすぐの所に久米寺はあります。
橿原神宮前駅からは10分ぐらいで到着します。

こちらが久米寺の山門です。
正月の門松の飾り付けがされ、左右に仁王像が安置されています。

山門をくぐると巨大な礎石があります。
これはかつて建っていた塔の礎石とされていて、いかに大きかった塔が建っていたかがわかります。

こちらが重要文化財の多宝塔です。
かつてあった塔が落雷による焼失にあい、京都の仁和寺から移築されました。

多宝塔から右側に久米寺の御本堂を見ることが出来ます。
久米寺の創建は594年頃とされており、開基も聖徳太子の弟である来目皇子(くめのみこ)や久米仙人という説もあります。

また久米寺は空海が先程の塔跡にあった東塔にて真言宗の『大日経』という根本経典を発見したとされています。
留学のため唐に渡っていた空海が帰国した後、久米寺で真言密教を宣布したので、久米寺は真言宗発祥の地とされています。

御本堂の左側には久米仙人の像があります。
久米仙人は伝説上の人物で、竜門岳で修行をし飛行することが出来ていたそうですが神通力を失い、普通の人間として生活していました。
その後、東大寺の大仏殿を建立する際に木材を運搬していましたが、その際に「仙人だったら神通力で木材を運べないか?」と言われました。

七日七夜の修行をしたところ、再び飛行術を習得し吉野山から切り出した木材を大仏殿の建設予定地に到着させることが出来ました。
久米仙人の飛行術による木材の運搬により、大仏殿の建立が速まりました。

聖武天皇は久米仙人に30町を分け与え、そこに建てたのがこの久米寺とされています。

久米仙人の像の横にはあじさい園の入り口があります。
初夏になると有料のあじさい園が開園され、多くの参拝者が訪れます。

御本堂の右奥には黄金に輝く大日如来像が安置されています。

この大日如来像の辺りで踏切の音が聞こえます。
近鉄南大阪線を越えると

駐車場の向こうに橿原神宮の一の鳥居があり、久米寺から橿原神宮まではスグに行くことが出来ます。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
近鉄橿原線 橿原神宮前駅(B42)
近鉄南大阪線・吉野線 橿原神宮前駅(F42)
⇒徒歩約10分

〇拝観時間
8:00~17:00

〇拝観日
2020年1月6日

〇拝観料
なし
※あじさい園 大人400円、小人200円

〇札所
大和七福八宝めぐり(寿老人)
西国薬師四十九霊場 第7番
仏塔古寺十八尊 第9番
聖徳太子霊跡 第32番
大和北部八十八ヶ所霊場 第88番

〇駐車場
あり(無料)

※2021年1月6日現在