今回は岐阜県揖斐郡揖斐川町にある華厳寺です。
西国三十三所巡礼の第33番札所で、唯一関西地方以外にある札所です。
華厳寺の最寄り駅は樽見鉄道の谷汲口駅です。

まず大阪方面からだとJR京都線に乗り
大阪駅⇒新快速で約90分⇒米原駅

米原駅でJR東海の東海道本線に乗り換えます。
米原駅⇒特別快速・新快速・快速・普通で約30分⇒大垣駅

大垣駅で樽見鉄道に乗り換えます。
大垣駅⇒約40分⇒谷汲口駅
※この樽見鉄道は青春18きっぷが使えないため、別途乗車券(大人680円・子供340円)が必要です。
また大垣駅以外の駅は無人駅がほとんどですので、車内でお支払いください。
ICカードはご利用いただけません。

谷汲口駅を出ると谷汲口駅のバス停があります。

ここで注意が必要なのが
・平日⇒事前予約が必要な『揖斐川町はなももバス』、ワゴン車
・土日祝⇒事前予約不要の『揖斐川町ふれあいバス』、バス
平日に訪れる際は事前予約が必要となります。
なお徒歩でも平坦な道を歩いて行くことは出来ますが、谷汲口駅から華厳寺までは約一時間ぐらいはかかります。

訪れたのは1月2日の月曜日でしたが、1月1日~9日までは土日祝扱いとなり揖斐川町ふれあいバスが運行されていました。
料金は後払いで片道300円です。


訪れた日は交通規制のため『谷汲山』のバス停まで行くことが出来ず、少し手前の『谷汲中央診療所』が最寄りとなっていました。
この『谷汲中央診療所』の辺りに臨時駐車場が設けられていました。
近くにあった道標には華厳寺まで十一丁とありましたので、約1200メートルほどです。

この辺りから華厳寺まではかなり渋滞していました。
少しでも近くの駐車場を求めて長蛇の列が出来ていました。

『山門前』の交差点を越えると、華厳寺の山門があります。

山門を越えた辺りに観光バスの駐車場があり、『谷汲山』のバス停があります。
この日はバスの駐車場も臨時駐車場となるほど、たくさんの参拝者が華厳寺を訪れていました。

この日はバスの駐車場を越えた辺りから車両通行止めとなっていて、歩行者天国となっていました。

途中から参道の左右に屋台が出て、とても賑わっていました。
もう少し華厳寺に近づくとお食事処やお土産屋さんなどが立ち並んでいます。

急に華厳寺までの列が動かなくなり、ゆっくりとしか進めなくなりました。
実は本堂でお参りをする列が仁王門から外にまで出来ていたのです。
後で思いましたがお参りするまでに一時間以上待ちましたが、待ってお参りをして良かったと思いました!

華厳寺の仁王門に到着しました。
二重門となっている仁王門は遠くからでも迫力があります。


仁王門の脇には新春の門松が飾られていました。

仁王門には高さ3メートルぐらいある草履が左右に奉納されていました。

仁王門をくぐっても、なお行列は絶えませんでした。
この辺りから緩やかな登り坂になっています。

本堂の前は急な石段になっています。
本堂の前では入場規制が行なわれていました。

こちらが華厳寺の本堂です。
訪れた時は修復工事が行なわれていました。
華厳寺の創建は798年で大口大領という人物により開基され、豊然上人により開山されました。
大口大領は黒河郷(現在の福島県)の出身で、京の都のとある仏師に自らが信仰する十一面観音像を造立して欲しいとお願いしました。
その十一面観音像が出来上がり、いざ黒河郷へ帰ろうと京の都を出発しました。
しかし現在の華厳寺がある美濃の国で、観音像が動かなくなってしまいました。
そして大領はその地に草庵を作り、この地で修行をしていた豊然上人と共に華厳寺を建立しました。
この話を聞いた当時の醍醐天皇は『谷汲山』の山号と『華厳寺』の寺名を賜りました。
西国三十三所巡礼の中興の祖である花山天皇は徒歩で華厳寺を訪れ、華厳寺を西国三十三所巡礼の満願所と定め、笈摺(おいずる)・杖・三首の御詠歌を奉納しました。

本堂には銅製の『精進落としの鯉』があります。
西国三十三所巡礼を華厳寺で満願した巡礼者はこの鯉に触れる習わしがあります。

本堂(現世)

満願堂(過去世)

笈摺堂(未来世)
華厳寺の御朱印は、花山天皇が詠み奉納した御詠歌にちなみ三つあります。
すべて本堂の中でいただけますが、どれか一つだけいただくというのは出来ません。


本堂の左側に、おいずる堂があります。
今まで西国三十三所巡礼を華厳寺で終えた巡礼者の笈摺がたくさん奉納されていました。


笈摺堂のさらに左側に33段の石段がありそれを登ると満願堂があります。
十一面観音立像を御本尊としています。


満願堂の周りにはたぬきがたくさんいます。
これは西国三十三所巡礼を満願成就した人は、他の人より抜きん出てる⇒他より抜きん出てる⇒他抜き⇒たぬきということです。

本堂の右側には鐘楼堂があり、鐘と撞くことが出来ます。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
揖斐川町ふれあいバス・揖斐川町はなももバス『谷汲山』バス停
⇒徒歩約5分
〇拝観時間
8:00~16:30
〇拝観日
2023年1月2日
〇拝観料
なし
〇札所
西国三十三所巡礼 第33番
東海白寿三十三観音 第33番
東海三十六不動尊霊場 第33番
〇駐車場
あり(平日無料、土日祝有料)
※2023年1月2日現在