今回は兵庫県加東市にある播州清水寺です。
西国三十三所巡礼の第25番札所となっています。
※正式には清水寺ですが、清水の舞台で有名な清水寺(京都市東山区)と区別するために播州清水寺とします。

播州清水寺の最寄り駅はJR宝塚線の相野駅です。
大阪方面からだと
大阪駅⇒丹波路快速・快速で約55分⇒相野駅

相野駅からは清水寺行きの神姫バスが運営をしているウイング神姫バスに乗ります。
しかし清水寺まで行くバスは一日二本なので
大阪駅(9:20)⇒丹波路快速⇒相野駅(10:11)
相野駅(10:15)⇒ウイング神姫⇒清水寺(11:06)
大阪駅(12:07)⇒区間快速⇒相野駅(13:06)
相野駅(13:11)⇒ウイング神姫⇒清水寺(14:00)
の時間に合わせて大阪駅を発つと良いでしょう。
※ダイヤが変更される場合がありますので、最新の情報を確認してください。

相野駅から清水寺までの運賃は600円で、ICカードも使えます。
ただしウイング神姫バスは『清水』のバス停を越えると、清水寺登山口のゲートを通過します。
入山拝観料として大人1人500円かかりますが、終点の『清水寺』のバス停に到着した際にバスの中で徴収されます。(現金のみ支払い可能)
※清水寺行きのみ徴収され、相野駅行きでは徴収されません

終点の『清水寺』のバス停から仁王門まではすぐです。

1965年に台風の影響で倒壊しましたが、1980年に再建されました。


仁王門の脇には新春の門松が飾られていました。

仁王門をくぐると平坦な道が続きます。
途中から下り坂になりますが


その途中にドッグランが出来るスペースがありました。
ドッグランが出来る神社やお寺は初めて見ました!
そのため犬を連れて参拝をされる方が多かったです。

ドッグランを過ぎ正面に見えるのは大講堂です。

この近くに薬師堂があります。
平清盛の義理の母である池の禅尼により創建されましたが、現在の薬師堂は1984年に再建されました。

こちらが播州清水寺の大講堂です。
725年に聖武天皇が行基に命じて建立されました。
御本尊は千手観音坐像で、大講堂の中で御朱印をいただくことが出来ます。
1913年に焼失してしまいましたが、1917年に再建され現在に至ります。


大講堂の脇にも門松が飾られていました。


大講堂の前には厄割所があります。
大講堂の中で一個300円で授与されている厄割玉に息を吹きかけ、下に投げることで厄除けになります。


大講堂の右横から長い石段を登ると

播州清水寺の本堂があります。
根本中堂とも呼ばれる本堂には十一面観音立像を御本尊とし、毘沙門天と吉祥天を脇仏として安置しています。
インドの法道という僧侶が創建し、その後627年に推古天皇が直々に根本中堂を建立しました。
大講堂と同じく1913年に焼失してしまいましたが、1917年に再建されました。

根本中堂の左側には滾浄水(おかげの井戸)の案内があります。


この滾浄水は播州清水寺を開山した法道が水神に祈って湧き出た水で、播州清水寺の由来となっています。
水面に顔を映すと寿命が3年延びるそうで、この日も試している人がいました。

本堂の裏には多宝塔跡があります。
1923年に再建されましたが、1965年に台風の被害を受け相輪が傾き1973年には落雷で一部が崩壊しました。
現在は多宝塔が建っていた時の礎石が残っています。

行きはバスで来ましたが、帰りは時間があったので、山道を下ってみようと思いました。
大講堂の前を駐車場やバス乗り場と反対の方へ進みます。
その途中に引退ポストなるものがありました。
1955年頃まで現役で使用されていたポストで二日に一回は郵便局員が片道45分の登山道を登って回収し、また下山していきました。
その後使われなくなりましたが、1998年に現在の位置に設置されました。


引退ポストから下るとかつて門があったのか礎石が並んでいる所がありました。

さてここからは片道45分の登山道を下ります。
むき出しになっている木の根や石で滑りを止めないといけないぐらい険しい道でした。

登山道の入り口には播州清水寺まで十七丁の案内がありました。
約1.8キロの登山道ですれ違う人も多かったですが、犬も多かったです(笑)
険しい登山道を犬たちは張り切って登っていきました!

この十七丁の石碑が道標がある辺りに開閉式のフェンスがあります。
イノシシなどの獣害を防ぐために設置されているので、開けたら必ず閉めましょう!

このフェンスの近くに登山道の案内があります。
登山道を登って播州清水寺へ向かう参拝者は入山料(500円)は不要です。
入り口付近に無料の駐車場があるので、そちらに駐車してこの登山道を登ります。

登山道の入り口付近にウイング神姫バスの『清水』のバス停があります。
こちらは清水寺方面のバス停なので、道を挟んだ向かい側で待っていると相野駅行きのバスに乗ることが出来ます。

こちらが大講堂でいただいた御朱印です。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
ウイング神姫バス『清水寺』バス停
⇒すぐ
〇拝観時間
8:00~17:00
〇拝観日
2023年1月4日
〇拝観料
なし
※ただし清水寺登山口を車で通過した場合は入山拝観料(一人500円)が必要
〇札所
西国三十三所巡礼 第25番
神仏霊場巡拝の道 第78番(兵庫13番)
播磨西国三十三箇所 第21番
播州薬師霊場 第10番
〇駐車場
あり(無料)
※2023年1月4日現在