今回は和歌山県田辺市にある熊野本宮大社です。
日本一の高さを誇る大鳥居が大斎原(おおゆのはら)にあり、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
熊野三山
・熊野本宮大社(和歌山県田辺市)
・熊野速玉大社(和歌山県新宮市)
・熊野那智大社(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)


前回の熊野速玉大社からは40分ぐらいで熊野本宮大社に到着します。
熊野本宮大社の隣にある瑞鳳殿が無料駐車場となっています。
瑞鳳殿から鳥居まではすぐです。



こちらは熊野本宮大社の鳥居です。
扁額は『熊野大権現』で、明治天皇の第7皇女子の北白川房子が書き記したものです。


鳥居の脇に鎮座する狛犬もマスクをしていました。

鳥居をくぐるとしばらくは平坦な参道が続き

途中からは158段もある長い石段になります。
参道は右側通行となっています。

石段を登りきると右側に社務所があり


神門があります。
残念ながら神門から先は神域のため撮影禁止の案内がありました。
神門をくぐって左側から
・西御前-熊野牟須美大神・事解之男神(千手観音)
・中御前-速玉之男神(薬師如来)
・證証殿-家都美御子大神(阿弥陀如来)
・若宮-天照大御神(十一面観音)
※カッコ内は本地仏
このうち西御前と中御前は同じ社で、社殿は三つあります。
崇神天皇65年に後述の大斎原に、主祭神となっている家都美御子大神が降臨したとされています。
八咫烏がこの地に降臨したため、熊野神が降臨したのがこの地であるという熊野信仰が強まり鳥羽上皇、後白河法皇、後鳥羽上皇などが京都から熊野を度々訪れる程でした。
かつて熊野本宮大社は熊野坐神社(くまのにいますじんじゃ)という名前で、熊野神と言えばこの本宮のことを指してしました。
1889年の十津川大水害の際にはこの近くの熊野川が氾濫し、大斎原が甚大な被害を受けました。
現在祀られている先述の上四社は難を逃れましたが、中四社、下四社はすべて流されてしまいました。
難を逃れた上四社は現在の地に移築し、中四社、下四社は再建されませんでした。


神門の両脇には迎春準備が整っていました。


こちらは熊野本宮大社の拝殿です。
拝殿の前には新春に参拝する御祈祷を受ける方達の待機用にテントが並んでいました。

拝殿前にはコロナ終息を願った幟がありました。
本当に早く終息して欲しいですね!

拝殿の前には『今』と記された幕がありました。
これは毎年、翌年がこうあって欲しいという願いを漢字一文字に揮毫するもので『今』は2021年の年末に記されたものです。

2022年の年末に記された漢字一文字は『力』で、チームワークの力でコロナや紛争などの問題を乗り越えようという思いで、宮司さんが書かれました。

社殿での参拝を終え鳥居の所まで戻ってくると、大斎原への案内がありました。


途中で大斎原と産田社の案内があります。
熊野本宮大社から産田社を参拝して、大鳥居をくぐり大斎原を参るのが正しい順番とされています。


産田社は熊野本宮大社の末社で、伊邪那美命(いざなみのみこと)が祀られています。

熊野本宮大社の大鳥居は2000年に建立された比較的新しい鳥居です。
鉄筋コンクリート造りで横42メートル、高さ33.9メートルと日本一の高さを誇る鳥居です。

大鳥居までの左右には田んぼが拡がっていますが、ここでは釜餅という餅に使用されるもち米を栽培しています。
この本宮周辺で独特の製法で作られる釜餅は通信販売も行なっています。


鳥居の中央には八咫烏と、さらにその上空には三日月も見ることが出来ました!

こちらが熊野本宮大社でいただいた御朱印です。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
熊野御坊南海バス『本宮大社前』バス停
⇒すぐ
〇拝観時間
6:00~19:00
〇拝観日
2022年12月27日
〇拝観料
なし
〇札所
神仏霊場巡拝の道 第4番(和歌山4番)
〇駐車場
あり(無料)
※2022年12月27日現在