今回は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある青岸渡寺です。
『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録されていて、西国三十三所巡礼の第1番札所となっています。

今回はこの青岸渡寺と熊野三山へ参りたかったので、車で訪れました。
和歌山駅から車で訪れましたが、阪和道・湯浅御坊道路・阪和道・紀勢道(無料)・一般道・那智勝浦新宮道路(無料)・一般道を通り3時間ぐらいで到着しました。

青岸渡寺の駐車場(800円)に駐車して最初に見えるのは大黒天堂です。
大黒天を中心に那智七福神を祀っています。

この大黒天堂の横にあるのは鐘楼です。
1324年に鋳造された梵鐘ですが、鐘を撞くことは出来ません。

本堂に向かう途中で舞台のようなものが左にありそこから三重塔と那智の滝を見ることが出来ます。
ここから直線で400メートルぐらい離れていますが、滝壺に落ちる音がここまで聞こえてきます!

こちらが青岸渡寺の本堂です。

青岸渡寺の創建年は不明ですが、インドから渡来してきた裸形上人が那智の滝の滝壺で得た金製の如意輪観音菩薩を本尊として祀ったのが始まりとされています。
その後、如意輪観音菩薩を彫った際に、裸形上人が得た如意輪観音菩薩を胎内におさめ如意輪堂を建立しました。

やがて青岸渡寺の隣にある熊野那智大社と併せ、那智山熊野権現などと呼ばれ、那智山一帯は神仏習合の修験道場として開けました。
花山天皇はこの那智山に三年間籠られ、後に西国三十三所巡礼の第1番札所に指定されました。

明治時代の神仏分離令では熊野速玉大社、熊野本宮大社では仏堂をなくしましたが、熊野那智大社は青岸渡寺を廃することはありませんでした。
西国三十三所巡礼の第1番札所をなっていたためで破壊を逃れ、1874年に天台宗の寺院として独立しました。
もともと如意輪観音堂と呼ばれていた名前を独立時に現在の青岸渡寺と名前を改めました。

本堂の前には世界文化遺産の石碑があります。

本堂の中で西国三十三所巡礼の御朱印をいただきました。
西国三十三所巡礼を始めてからいつかは青岸渡寺を訪れたいと思っていましたが、大阪からはかなり離れた所に青岸渡寺はあるのでようやく念願の御朱印をいただくことが出来ました!

本堂前から石段を下りると1933年に再建された仁王門です。

仁王門には仁王像が安置されていますが、全面にガラスが入っているため上手く映りませんでした。

再び石段を登りステージの辺りに戻ってきました。
こちらはイグヌスの木で、和歌山県指定の天然記念物となっています。

再びステージから青岸渡寺周辺を撮影しました。
青岸渡寺周辺が山に囲われているところというのがよくわかります。
そしていい天気!(笑)

青岸渡寺やその周辺の駐車場辺りの道はつづら折りになっていて、駐車場は何段かに分かれています。
青岸渡寺の駐車場が一番高い所にあり、その下にも青岸渡寺の駐車場があります。
一段降りてみると…

三重塔と那智の滝を良い感じで撮影出来ます!
三重塔は1581年の戦乱で焼失しましたが、1972年に再建されました。
鉄筋コンクリート造りで高さは25メートルです。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
熊野御坊南海バス『那智山』バス停
⇒徒歩約10分

〇拝観時間
5:00~16:30

〇拝観日
2022年12月27日

〇拝観料
なし

〇札所
西国三十三所巡礼 第1番
神仏霊場巡拝の道 第2番(和歌山第2番)
東海近畿地蔵霊場 特別
東海白寿三十三観音 特別

〇駐車場
あり(普通車800円)

※2022年12月27日現在