今回は京都市西京区にある大原野神社です。
『京春日』の別称があり、二十二社の一つとなっています。

大原野神社の最寄り駅は阪急京都本線の桂駅です。
大阪方面からだと
(阪急)大阪梅田駅⇒特急で約35分⇒桂駅
京都方面からだと
京都河原町駅⇒特急で約7分⇒桂駅


桂駅西口2番乗り場から運行している京都市バス『臨西2』系統のバスに乗り、『南春日町』のバス停で降ります。
同じような名前で『西2』系統というバスも同じ2番乗り場から発車しますが、『南春日町』のバス停には行きませんので、必ず『臨西2』というバスに乗ってください。

桂駅西口から約20分で『南春日町』のバス停に到着します。


南春日町のバス停の近くに観光案内として大原野神社や正法寺などが書かれています。
案内の通りに進みます。


しばらく歩くと摂末社の樫本神社があります。
2013年に行なわれた第62回伊勢神宮式年遷宮の際に撤去された古殿舎を譲り受け、2017年に建て替えられました。

樫本神社のある角を右に曲がります。

この辺りから緩やかな登り坂になっています。
少し歩くと大原野神社の鳥居が見えます。

大原野神社の鳥居の前を左に曲がると美しい庭園のある正法寺への入り口があります。


『南春日町』のバス停から10分弱で大原野神社に到着します。


一の鳥居をくぐると目にも眩しい新緑に包まれます。
そして二の鳥居をくぐります。

二の鳥居をくぐり表参道を進むと右側に鯉沢池があります。


この鯉沢池には睡蓮の花が見頃になっていました。


鯉沢池の反対側には土俵があります。
毎年9月の第2日曜日に行なわれる神相撲は五穀豊穣を祈願し、1717年から始まりました。

そして表参道を奥に進むと千眼桜があります。
毎年春になると咲く桜ですが、満開の期間が3日間と短く『幻の桜』とも呼ばれています。
満開の時期がとても短いため、満開になっている千眼桜を見ると千の願いが叶うとされているのでその名がつきました。

三の鳥居の前には珍しい鹿の手水舎がありました。

いよいよ三の鳥居をくぐり、本殿を目指します。

こちらが大原野神社の拝殿です。
奥にある四連春日造の本殿には奈良県奈良市の春日大社と同様で
・第一殿 武御賀豆智命(タケミカヅチノミコト)
・第二殿 伊波比主命(イワイヌシ)
・第三殿 天之子八根命(アメノコヤネノミコト)
・第四殿 比咩大神(ヒメガミ)
を祀ります。
大原野神社の創建は784年で藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である春日大社の分霊を勧請したのが始まりとされています。
そのため『京春日』とも呼ばれています。
その後、皇族の参拝が度々あったため厚い信仰を集め、二十二社の一つとして数えられています。
応仁の乱の戦火で焼失してしまいましたが、すべて1822年に再建され京都市の指定有形文化財となっています。


本殿の前には狛犬ならぬ狛鹿がいました。
これも春日大社から分霊を勧請したためでしょうか?

大原野神社の絵馬には今年の寅と鹿が一緒に描かれていました。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
京都市バス『南春日町』バス停
⇒徒歩約10分
〇拝観時間
9:00~17:00
〇拝観日
2022年5月25日
〇拝観料
なし
〇札所
神仏霊場巡拝の道 第86番(京都6番)
二十二社
〇駐車場
30分無料、以降30分200円
※2022年5月25日現在