今回は京都府長岡京市にある楊谷寺です。
京都では有名なあじさいのお寺で、柳谷観音の名前でも有名です。

楊谷寺の最寄り駅はJR京都線の長岡京駅です。

大阪方面からだと
大阪駅⇒快速(高槻以遠普通)で約30分⇒長岡京駅

長岡京駅からは西口2番乗り場から出発する
8番 南平尾経由 奥海印寺行き
9番 梅ヶ丘経由 奥海印寺行き
のバスに乗ります。

このバスは毎時一本の割合で走っています。

このバスは途中、阪急電鉄京都本線の長岡天神駅を経由します。

(阪急)大阪梅田駅⇒特急で約30分⇒長岡天神駅

今回は阪急電鉄を利用し、長岡天神駅の西口から出発するバスに乗りました。

長岡天神駅からは10分ぐらいで最寄りの『奥海印寺』のバス停に到着します。

バス停から少し戻った所に『片山田』という交差点があるので、ここを右に曲がります。

右に曲がるとすぐにあじさいが見頃になっている所があり、とても綺麗でした!

京都縦貫自動車道の高架をくぐり

細い山道を進みます。
アスファルト舗装はされていますが車の行き違いが困難なほど細く、徒歩での参拝者も多く見かけましたので通行にはご注意ください!

『奥海印寺』のバス停から40分ぐらいで楊谷寺の駐車場に到着します。
ここを右に入ると第2駐車場(無料)の入り口で、楊谷寺までは少し歩きます。

第2駐車場の入り口からしばらく歩くと楊谷寺に最も近い山門前駐車場・第1駐車場(いずれも有料)に到着します。
しかしこちらは有料でありながら満車となっていて、他の駐車場に案内されていました。

第1駐車場の辺りからあじさいの花が満開になっていました。

山門までの石段も拝観受付の列が出来ていました。
この日は平日でしたが、多くの参拝者が楊谷寺を訪れていました。

楊谷寺の山門は四脚門となっていて、京都府の登録有形文化財となっています。

この山門の脇には風神雷神像が祀られています。
山門の脇に風神雷神像が祀られているのは初めて見ました!

拝観受付を済ませると正面に本堂が見えますが、何より手水舎に目が行きます。

中でもハートのパネル越しに見えるあじさいの花手水は撮影スポットになっていました。

手水舎の脇や天井にはあじさいが描かれたビニール傘が飾られており、雨の時期に見頃になるあじさいと傘の競演を見ることが出来ます。

こちらは楊谷寺の本堂です。
楊谷寺の創建は806年に延鎮という僧侶によって開山されました。
現在の楊谷寺のある西山で観音様に会うことが出来るという夢の中のお告げを聞き、この西山で楊(やなぎ)が生い茂る峡谷で十一面千手千眼観音菩薩像を見つけました。
そこで観音様を祀るお堂を建立し、名前を楊谷寺としたのが始まりとされています。

本堂の中へは靴を脱いで上がり、写経が出来る書院を通り抜けます。
この間にも浄土苑という美しい庭園があります。

至る所にある蹲にはあじさいの花が入れられ見どころになっています。

奥之院への長い坂道の最後には奥之院 眼力稲荷(左)と愛染堂(右)があります。
こちらへは靴を履いて、自由に参拝することが出来ます。

先ほどの正一位眼力稲荷社と愛染堂は奥之院の裏側にありましたが、こちらが正面から見た奥之院です。
新崇賢門院様が皇子を出産しましたが幼くして亡くなることが多く、無事出産した時に観音様を祀るとした時に生まれたのが中御門天皇でした。
後に奥之院に観音様を祀ったところから奥之院は安産の御利益があるとされ、京都洛西観音霊場の第10番札所となっています。

奥之院の近くには様々の種類のあじさいが咲いていて、参拝者は思い思いにカメラに収めていました。

先ほど奥之院の辺りが境内で最も高い位置にあり、奥之院からは下っていきます。

その途中にはあじさいが描かれたビニール傘とあじさいの共演を見ることが出来ます。
フォトジェニックな絵を撮ろうと多くの参拝者が足を止めて、カメラに収めていました。

こちらは伏見稲荷大社より勧請された正一位眼力稲荷社です。
もともと楊谷寺は目のお寺として知られていましたが、その理由は後ほど!

この正一位眼力稲荷社の前にはあじさいの階段があり、さまざまの色のあじさいを一度に見ることが出来ます。

かつて念仏堂を呼ばれていた阿弥陀堂の前には、花が描かれた大きな御朱印がありました。

本堂の前を通り抜け、独鈷水(おこうずい)の方へ向かいました。
独鈷水とは811年に空海が楊谷寺を訪れた際に、目のつぶれた子猿を抱いている親猿を見かけました。
その親猿は懸命に子猿の目を湧き水で洗っていました。
それを見た空海は子猿のために17日間に祈祷を行ない、満願となった17日目になんと子猿の目は治りました。
空海はその湧水を眼病に効く霊水として、世に拡めました。

江戸時代の霊元天皇は目が悪く、独鈷水で眼病が治ったそうでそれ以降は皇室に献上されるほどになりました。

以前はコップがあったそうですが、コロナ禍でなくなりました。
空いているペットボトルなどがあると持って帰ることが出来そうです。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
○アクセス
阪急バス『奥海印寺』バス停
⇒徒歩約40分

○拝観時間
9:00~17:00
(16:30受付終了)

○拝観日
2023年6月16日

○拝観料
通常期 大人・大学生500円 高校生以下無料
ウィーク開催時 大人・大学生700円 高校生以下無料
※あじさい期、青紅葉期など

○札所
新西国三十三所巡礼 第17番
京都洛西観音霊場 第10番

○駐車場
あり(60分500円、以降60分毎200円)

※2023年6月16日現在