今回は京都市東山区にある粟田神社です。
京都十六社の一つで、高台にある境内からは京都市内が一望できます。

粟田神社の最寄り駅は京都市営地下鉄東西線の東山駅です。
大阪方面からは京阪電車で
淀屋橋駅⇒特急で約50分⇒三条駅
三条駅で京都市営地下鉄東西線の三条京阪駅に乗り換え
三条京阪駅⇒約2分⇒東山駅
東山駅では2番出口から地上に出ます。

京阪バスの『三条広道』のバス停も最寄りです。
阪急 京都河原町駅(四条河原町)から
17番・19番系統⇒『三条広道』
京阪 三条駅(三条京阪前)から
17番・19番系統⇒『三条広道』

『三条広道』のバス停からすぐの所に粟田神社への入り口があります。

境内に入ると鳥居までの右側に『粟田焼発祥之地』の石碑があります。
粟田焼とは京都の焼き物の中でも最古の部類で、17世紀にこの辺りで作られていました。
八阪焼や清水焼などもこの時期に盛んに作られていて、総じて京焼と呼ばれています。

また『粟田焼発祥之地』の石碑の向かい側に『出世恵美須神社参道』の石碑があります。
こちらは後ほどご紹介します。

こちらが粟田神社の一の鳥居です。
鳥居はありますが右には近代的なホテル、左には民家がある珍しい参道です。

一の鳥居をくぐり参道を進むと、道路を挟んで二の鳥居があります。

二の鳥居をくぐると登り坂がきつくなります。
また参拝者用の駐車場も二の鳥居をくぐって左側にありますが、関係者用駐車場と分かれているため案内の通りに駐車してください。

坂道を登っていくと右側に御神馬の像があります。

坂を登りきると、まず目に入ってくるのが京都市の指定有形文化財となっている拝殿です。
1703年に再建されました。

そして拝殿の奥、西向きに建っているのが粟田神社の本殿です。
粟田神社の創建は876年で、神祇官や陰陽寮などから「この近くで兵災があり、疫病が発生し人々が苦しめられるだろう」と清和天皇に奏上されました。
清和天皇はそのような事が起こるのならと直ちに藤原興世に勅命を発し、現在の八坂神社で国家と市民の安全を祈願させました。
そしてある日の夜、興世の枕元に老翁が現れ
「我は大己貴神。我を祀れば、国家と民衆は安全なり。祇園の北東に清き場所あり。我を祀れ」とのお告げがあり、興世は直ちに清和天皇に奏上し、社を建てたのが粟田神社の始まりです。
本殿には
・素戔嗚尊(すさのおのみこと)
・大己貴命(おおなむちのみこと)
などを祀ります。

本殿の左側にはたくさんの摂末社がありますが



一番奥にあるのが先程参道に石碑があった出世恵美須神社です。
平安時代の末期に源義経が陸奥国・平泉に向かう際に源家の再興を祈願し、後に願いが叶ったため出世恵美須神社となりました。
御神体となっている恵美須像は最澄作と伝えられています。
『出世』と『恵美須』というとてもご利益のありそうな社が粟田神社にはありますので、ぜひお参りしてください!

そして本殿の周りをぐるっと回ると粟田神社に伝わる宝物殿がありますが



その近くの手水舎にはたくさんのアヒルさんがいました!(笑)

また拝殿の前辺りからは京都市内を一望出来るスペースがあります。
近くには平安神宮の大鳥居が、遠くには愛宕山や京都市北部の山々を望むことが出来ます。

帰りの参道は下り坂になっていますが、晩秋になると紅葉がとても綺麗に色づくと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
京都市営地下鉄東西線 東山駅(T10)
⇒徒歩約10分
京阪バス『三条広道』バス停
⇒すぐ
〇拝観時間
自由
〇拝観日
2022年10月23日
〇拝観料
なし
〇札所
京都十六社
〇駐車場
あり(無料)
※2022年10月23日現在