今回は和歌山県橋本市にあるかむろ大師です。
その名から合格祈願や霊水のお寺として知られています。

かむろ大師の最寄り駅は南海高野線の学文路駅です。
さて何と読むでしょう?という前に駅標でバレてしまいましたね…(笑)
学文路駅は全国的にも難読駅ですが、『学問(学文)の路に通じる』と考えられ学業向上や合格祈願などのご利益があると人気の駅です。

大阪方面からだと
難波駅⇒快速急行で約60分⇒学文路駅

難波駅⇒急行で約50分⇒橋本駅
橋本駅⇒普通で約10分⇒学文路駅

近年では新型コロナの影響で極楽橋駅まで直通する急行が減便され、橋本駅で普通に乗り換えをしないといけないケースが増えています。

学文路駅を出ると右に進みます。

右に進むと県道13号線という大きな通りがあり、すぐにかむろ大師の看板がありますがそのまままっすぐ進みます。

県道13号線を10分ほど歩くと、『大畑才蔵生誕地学文路』の石碑が右側にあります。
大畑才蔵とは江戸時代を生きた農業土木技術者で、この近くを流れる紀の川や現在の三重県を流れる雲出川に井堰を設け、その周辺の田畑を潤しました。
その功績が認められ、紀ノ川の近くで生誕した記念碑が建てられました。

この『大畑才蔵生誕地学文路』の石碑の所にかむろ大師への案内がありますので、ここを曲がり細い道を通ります。

しばらく細い道を進むと

かむろ地蔵が祀られている所があります。

このかむろ地蔵は『高野物狂』の主人公である高師四郎(たかししろう)が大往生を遂げた際に弘法大師がこの地を訪れ読経しました。
その時に弘法大師が腰をかけた石が『お大師さんの腰掛け石』として親しまれ、いつしかその周りにお地蔵さんが寄進されました。

お地蔵さんなので子どものお守りとされていますが、その名前から学問のお地蔵さんとしても信仰を集めています。

かむろ地蔵を後にすると学文路天満宮への案内があります。
今回はかむろ大師に向かうので、案内通りに進まずに直進します。

南海高野線の踏切を渡ると

うーわっ、懐かし!というブリキの広告がたくさんありました(笑)
オロナミンCとかボンカレーとかハイアースとかガキの頃によく見た!という広告がたくさんありました。

さて本題に…(笑)
坂登るとは書いていますが、ここまででもかなりの急坂でした。

そしてこの辺りからさらに急になります。
しかしかむろ大師の本堂が見えてきましたので、あともう少しです!

あともう少し…

学文路駅から約30分ぐらいでかむろ大師に到着します。
ところが待ち受けていたのは長い石段…

石段を登ること101段で本堂の前に到着しました。

石段の方からも拝めますが、左側に回り込むと本堂の中に入ることも出来ます。

かむろ大師の創建は1910年で尊海上人によって建てられました。
御本尊に弘法大師、別尊として大日如来を祀ります。

本堂では『お水のご加持』という御祈祷が行なわれています。
かつてこの村に住んでいた村人が病に侵されていて、かむろ大師を訪れました。
その時に尊海上人を訪れ、何とか病を治してほしいと懇願したそうです。

しかし病を治す方法など知らなかった尊海上人はかむろ大師の境内に湧き出ていた水を口に含みその村人に吹きかけたそうです。
するとその村人はみるみる良くなり、病は治ったそうです。
それを聞きつけた他の村人が次々と訪れるようになり、厚い信仰を集めました。

現在では噴霧器で参詣者に吹きかける方法に代わっています。

本堂の前には今年の干支である寅が描かれた絵画が飾られていました。

本堂でのお参りを終え、帰路に就こうとすると『和歌山県朝日夕陽百選』のモニュメントがありました。
(社)和歌山県観光連盟が選定した朝日・夕陽100選は和歌山城や潮岬などをはじめ和歌山県にある名所が選ばれています。

訪れた日は夕陽が拝めそうもないほど、どんよりしていましたが…(笑)

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
南海高野線 学文路駅(NK79)
⇒徒歩約30分

〇拝観時間
9:00~17:00

〇拝観日
2022年6月16日

〇拝観料
なし

〇札所
なし

〇駐車場
あり(無料)

※2022年6月16日現在