今回は京都市東山区にある安井金比羅宮です。
『縁切り神社』『縁結び神社』として知られ、多くの参拝者が訪れます。

前々回の建仁寺の勅使門から

山の方(勅使門からは右)へ進みます。
この通りは八坂通りという通りで、遠くに『八坂の塔』で有名な法観寺の五重塔が見えます。

大通りに出て左に曲がります。

東大路通りという大通りをひと筋進むと安井金比羅宮の鳥居が見えます。

またこの鳥居の近くには『東山安井』のバス停があります。

京都市バスだと
JR・近鉄・京都市営地下鉄 京都駅 D2のりばから
86番・206番系統⇒『東山安井』

阪急 京都河原町駅(四条河原町) A・Dのりばから
58番・86番・207番系統⇒『東山安井』

京阪 祇園四条駅(四条京阪前) Aのりばから
58番・86番・207番系統⇒『東山安井』

鳥居をくぐると駐車場になっているので、車やバイクなどが入ってきます。

変わった形をしているのは『縁切り縁結び碑』と呼ばれる巨石です。

まず本殿にお参りをし、形代という身代わりのおふだに願い事を書きます。
形代を持って、願い事を念じながら手前の『表』から『裏』へ真ん中に開いている穴を通り抜けます。
今度は逆に『裏』から『表』へ念じながら通り抜け、形代を縁切り縁結び碑に貼ります。

その貼った枚数が画像の通りで、石が見えないほど形代に覆われています。
悪い縁を断ち切りたい、〇〇さんと幸せになれますようにと願う参拝者が絶えず訪れ、安井金比羅宮は厚い信仰を集めています。

こちらが安井金比羅宮の本殿です。

藤原鎌足により藤原家の繁栄を願って建てられた藤寺というお寺は、その名の通り藤の花が咲くお寺でした。
この藤寺の藤を好んでいたのは第75代天皇である崇徳天皇でした。

崇徳天皇が崩御した後、大円法師が藤寺の観音堂を訪れた際に崇徳天皇の霊が現れました。
そのことを後白河法皇に申し上げ、法皇の命により崇徳上皇を祀る光明院観勝寺が建立されました。

光明院観勝寺は応仁の乱の戦火で焼失してしまいましたが、1695年に太秦安井(京都市右京区)にあった蓮華光院を移築し、崇徳天皇と金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)から大物主神を勧請し、さらに源頼政公を祀りました。

明治時代の神仏分離令により蓮華光院は廃絶され、安井神社となりその後現在の安井金比羅宮に名前が改称されました。

境内の一番奥にあるのは久志塚(櫛塚)です。

櫛とはもちろん髪をといたり、結ったりする道具の事ですが安井金比羅宮では毎年9月第4月曜日に『櫛まつり』が開催されます。
古くなった櫛などが奉納される60年以上も続く祭りで、発起人の吉川観方氏の像が建てられています。

この辺りは祇園に近く、多くの舞妓さんや芸子さんが行きかう街です。
商売道具ともいうべき髪を結う櫛を祀る塚が安井金毘羅宮にありました。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
京阪本線 祇園四条駅(KH39)
⇒徒歩約15分

京都市バス『東山安井』バス停
⇒すぐ

〇拝観時間
自由
※ただし授与所は9:00~17:30

〇拝観日
2021年11月16日

〇拝観料
なし

〇札所
なし

〇駐車場
あり

※2021年11月16日現在