今回は奈良県桜井市にある聖林寺です。
国宝の十一面観音立像を安置しています。

聖林寺の最寄り駅はJRまほろば線、近鉄大阪線の桜井駅です。
奈良方面からだとJRまほろば線で
奈良駅⇒普通で約30分⇒桜井駅
大阪方面からだと近鉄大阪線で
大阪上本町駅⇒急行で約45分⇒桜井駅

桜井駅からは南口1番のりばから出発する『談山神社』行きの桜井市コミュニティバス(奈良交通バス)に乗ります。
ICカードが使え、乗車時と降車時にタッチします。

バスに乗ること10分ぐらいで『聖林寺』バス停に到着します。

『聖林寺』のバス停を降りるとすぐの所にある寺川に架かる橋を渡ります。

しばらく歩くと聖林寺の看板が見えてきます。
この看板の辺りに駐車場(300円)があり、駐車場のお支払いは聖林寺の拝観受付の際に支払います。

ここからは急激な登り坂を登りますが

その途中に聖林寺の案内が右側に出てきます。
割と急に出てくるような感じなので、見落とさないようにしてください(笑)

石段を登っていくと、山門があります。

山門の前から見る景色はとても綺麗でした!
遠くに見える山は大神神社の御神体となっている三輪山です。

山門をくぐるとすぐ本堂が見えます。
聖林寺の創建は712年と伝えられています。
多武峰妙楽寺(現・談山神社)の別院・遍照院として藤原鎌足の長子である定慧により開山されました。
こちらの本堂には御本尊の子安延命地蔵菩薩が安置されています。
優しく子供を見守るような表情をされた地蔵菩薩で、安産や子授けのお地蔵様として知られています。

こちらは本堂の中にあるアーネスト・フェノロサが寄贈した厨子です。
フェノロサはアメリカの東洋美術史家で、廃仏毀釈の頃に廃れていった日本の仏教に注目し仏教美術を高く評価しました。
古社寺の宝物調査などに尽力したフェノロサは、聖林寺の十一面観音立像に出会いその美しさにとても感動したそうです。
そして十一面観音立像のためにこの厨子を寄贈しました。
真ん中の十一面観音立像は西陣織で作り上げられたもので、実際の立像はこの後に出てきます観音堂に安置されています。
そのため本堂内ですが、フェノロサの厨子を含めた十一面観音立像は撮影可となっています。

本堂の脇にある階段を登り、観音堂へ向かいます。
像高209センチの十一面観音立像は、1897年に旧国宝制度が成立した時に国宝に指定されましたが、1951年に現在の新制度に移管した際にも第1号の国宝に選ばれました。
見た印象は国宝に指定されているのがうなづけるほど、美しく見惚れるような立像でした。
この十一面観音立像はもともと大神神社の神宮寺である大御輪寺に祀られていた仏像ですが、明治時代の廃仏毀釈による破壊を防ぐため、親交の深かった聖林寺へやって来ました。
1868年のことです。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
○アクセス
桜井市コミュニティバス『聖林寺』バス停
⇒徒歩約5分
○拝観時間
9:00~16:30
○拝観日
2024年10月12日
○拝観料
大人・大学生・高校生・中学生 600円
小学生 300円
○札所
大和北部八十八ヶ所霊場 第76番
○駐車場
あり(普通車300円)
※2024年10月12日現在