今回は兵庫県西宮市にある越木岩神社です。
子授けや安産祈願で有名な神社です。

越木岩神社の最寄りは阪急バス・阪神バスの『越木岩神社北』バス停です。

阪急バスだと
(阪急)
西宮北口駅から
1番・2番系統⇒『越木岩神社北』 ※ただし一日数本のみ
夙川駅から
1番・2番系統⇒『越木岩神社北』 ※一時間に一本
(JR)
西宮駅から
1番・2番系統⇒『越木岩神社北』 ※ただし一日数本のみ
さくら夙川駅から
1番・2番系統⇒『越木岩神社北』 ※一時間に一本

阪神バスだと
(阪神)
西宮駅
鷲林寺線(西回り)・(東回り)⇒『越木岩神社北』 ※一時間に一本
(JR)
西宮駅
鷲林寺線(東回り)⇒『越木岩神社北』 ※一時間に一本

『越木岩神社北』のバス停を降りると、車の流れに沿って進みます。
登り坂になりますが、歩道が狭いので通行にご注意ください!

しばらく歩くと左側に越木岩神社の案内がありますので、ここを左に曲がります。

越木岩神社を左に見て進むと注連鳥居がある所があります。
ここから入ると拝殿に近くなります。

もう少し進むと駐車場の入口があります。

さらに進むと境内の一番南にある大鳥居を見ることが出来ます。
ここから境内に入りましょう!

大鳥居をくぐりすぐ左側にあるのは、阪神淡路大震災の復興碑です。
1995年に発生した阪神淡路大震災はこの辺りの西宮市にも甚大な被害を与えました。
震災の慰霊と復興の祈念を込め、大震災で倒壊した鳥居を使用し建立されました。
右側の柱に明治16年3月とあるのはそのためです。

こちらは復興碑の近くにある力石です。
昔使われていたもので、この巨石を持ち上げることで若衆として認められていた力比べの石です。
とても持ち上がりそうにないぐらい大きいですが…(笑)

さて表参道を進み、拝殿へ向かいましょう。
参道自体は広くはありませんが、緑いっぱいの表参道はとても雰囲気があり神秘的です!
なお越木岩神社の境内は兵庫県の天然記念物に指定されています。

表参道は長く、拝殿まではあと少しです。
左側に駐車場があり、この辺りで合流します。

こちらが越木岩神社の拝殿です。
もともと後述の甑岩(こしきいわ)等の磐座を祀っていた神社ですが、1656年に西宮神社から地域の繁栄のため蛭子大神を勧請しました。

そのため拝殿の扁額には『蛭子大神宮』と掲げられ、蛭子大神を祀ります。

拝殿の左側には甑岩への案内があります。
「是非ご参拝ください」とありますが、これは是非参拝してみてください!(笑)

こちらも鳥居をくぐり

参道を進みます。

こちらに拝所があり、後方にあるのが越木岩神社の名前の由来となっている甑岩です。

御神体となっている甑岩が高さ10メートル、周囲は40メートルもある花崗岩です。
こちらは南座と呼ばれる磐座で、この奥にさらに中座、北座と呼ばれる磐座があります。三つの磐座だけでなく越木岩神社の境内にはたくさんの磐座があり、六甲山系で見られる磐座信仰の一部であることがわかります。
また甑岩の形自体が女性器に例えられ、甑岩にお参りすると子授けや安産の御利益があるとされ多くの女性が参拝されます。


甑岩の周りは一周することが出来ます。
その一部に池田長幸の家紋が刻印されています。
時は大坂城築城の頃…
石垣を築くため全国各地にあった巨石を大坂城に運び、石垣に使われました。
池田幸長はこの地の甑岩に目をつけ、刻印をしてこれを大坂まで運び石垣にしようとしていました。
切り出して運び出す作業が始まりましたが、地元の村民たちは「白龍が住み着いている神の石です。切り出せばどんな祟りがあるか知れません。どうかおやめください」と言いましたが、聞きませんでした。
ノミを打って切り出しますが、やがて甑岩から白い煙が噴き出し激しさを増すばかりでした。
職人たちはその姿に驚き、苦しみ悶え、斜面を転げ落ち、息絶えていきました。
結局、甑岩は運び出されることなく刻印されたままこの地に留まることになりました。

甑岩の近くにはたくさんの境内社がありますが、六甲山社は甑岩の目の前にあります。
菊理姫大神を祀りますが、ちょうど方向的に六甲山に向かって拝むようになっています。



拝殿に近い入口の近くにも刻印された巨石があります。
これも運び出そうとしていた物でしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
○アクセス
阪急バス『越木岩神社北』バス停
⇒徒歩約10分
阪神バス『越木岩神社北』バス停
⇒徒歩約10分
○拝観時間
自由
○拝観日
2024年6月1日
○拝観料
なし
○札所
なし
○駐車場
あり(無料)
※2024年6月1日現在