今回は兵庫県西宮市にある神呪寺です。
甲山の中腹にあり、甲山大師とも呼ばれます。

神呪寺の最寄りは阪神バスの『甲山大師』のバス停です。

まず阪神西宮駅から出発する阪神バスに乗ります。


阪神西宮駅の北口①番・②番のりばから出発するバスに乗りますが
鷲林寺線西回り・鷲林寺線東回りのみ『甲山大師』のバス停を通ります。
鷲林寺線はどちらも一時間に一本の割合で走っていて、西回り・東回りともにあまり所要時間は変わりません。

阪神西宮駅からは30分ぐらいで『甲山大師』のバス停に到着します。

バス停からすぐの所に仁王門があります。
1804年に再建された仁王門は、西宮市の指定有形文化財となっています。

仁王門をくぐると神呪寺との間に阪神バスが走っていた甲山大師線という幹線道路が走っています。
横断歩道もなく、車の往来も激しいため横断はご注意ください!

幹線道路を渡った所です。

ここからは長い石段が待ち構えています。

しかし途中にはサツキが綺麗に咲いている所があり、楽しめながら参拝することが出来ます。

長い石段を登り、本堂に到着しました。
神呪寺は鎌倉時代末期に淳和天皇の第四妃である如意尼によって開かれたとされています。
如意尼は如意輪観音への信仰が厚く出家を行なうために宮中を抜け出し、頂法寺(京都市中京区)で修業を始め浜南宮(現在の西宮神社)から廣田神社を経て甲山に入り修行をされたそうです。
830年には空海が桜の木から如意輪観音像を彫り、それをご本尊とし翌831年に落慶されました。
寺名となっている神呪寺ですが神を呪うという意味ではなく、この甲山を神の山とする信仰があり神の寺(かんのじ)と呼んでいたことにあります。
また神呪(しんじゅ)とは神秘的な呪文や陀羅尼の事を指し、仏の真の言葉という意味もあります。

本堂の左側ににあるのは1921年に再建された太子堂です。
弘法大師を祀ります。

逆に本堂の右側には不動堂と弁天堂があります。

この辺りに展望台があり、北摂から大阪都心のビル群、そして大阪湾まで望むことが出来ます。
中央の緑の部分は武庫川で、両側に植えられている松の並木道がここからでも見えます。

この展望台付近に細い道があります。

奥へ進むと1980年に建立された多宝塔があります。

お参りを終え下山しようとすると手前の青紅葉だけでなく、甲山の緑そしてその向こうに見える街並みがとても綺麗でした!
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
○アクセス
阪神バス『甲山大師前』バス停
⇒すぐ
○拝観時間
9:00~17:00
○拝観日
2024年6月1日
○拝観料
なし
○札所
新西国三十三箇所 第21番
摂津国八十八箇所 第75番
摂津国三十三箇所 第3番
仏塔古寺十八尊 第17番
○駐車場
あり(無料)
※2024年6月1日現在