今回は京都市右京区にある化野念仏寺です。
西院の河原に並ぶ石仏や石塔が有名です。

前回の祇王寺からさらに山奥の方に進みます。
化野念仏寺の案内は絶えず出ていますので、迷うことなく進むことが出来ます。

祇王寺から10分ぐらいで化野念仏寺に到着します。
拝観受付までは緩やかな坂を登ります。

拝観受付を済ませて西院の河原の方に進むと、散り紅葉で通路が埋め尽くされており紅葉のじゅうたんの様になっていました。
また通路の脇にも石仏が並んでいましたが、散り紅葉と苔のショットはとても綺麗でした!

さらに進むと仏舎利塔があります。
内部は納骨堂になっていて、インドにあるサーンチーの塔を模して1969年に建立されました。

ここからしばらくは一般の方の墓地が続きます。

境内の一部もカエデやモミジなどが色づいていてとても綺麗でした。

こちらが西院の河原(さいのかわら)です。
左に見える十三重石塔を中心に約8000体の石仏が並びます。

化野念仏寺の創建は811年に空海により創建されました。
かつては人が亡くなると今のように火葬せずに風葬をしていました。
そのためこの辺りは野ざらしになっていた遺骸がたくさんあり、それらを埋葬して供養するために千体の石仏を安置したのが始まりとされています。

その時は如来寺という名前でしたが、法然上人が念仏道場を開いた頃から念仏寺と名前を変えました。
寺名となっている化野の『あだしの』ですが、儚いや空しい等の意味があり人の世の儚さを表していると言われています。

化野念仏寺の本堂は1712年に再建されました。
阿弥陀如来像を安置しています。

本堂の左側には水子地蔵堂があります。

さらにその奥に進むと

六面六体地蔵尊があります。
仏教の教えである『人は六つの苦しみと迷いの道である六道に輪廻転生する』という考えを表したもので、六道を六つの面で示しています。

ちなみに六道とは
・地獄道(生前の行ないの悪い者が行く世界)
・餓鬼道(欲深い者が行く世界)
・畜生道(生前に虫や植物などを粗末にしていた者が行く世界)
・修羅道(生前に醜い争いをしていた者が行く世界)
・人間道(現在住んでいる世界)
・天道(生前に良い行ないをした者が行く世界)
です。

六面六体地蔵尊からの帰りは美しい竹林が拡がっていました。

入り口付近では散り紅葉が多かったですが、西院の河原の辺りはまだ落ちていない紅葉も多くとても綺麗でした!

出口付近では落ち葉でハートが作られていて、中には二匹のタヌキの置き物が見送ってくれました!

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
JR嵯峨野線 嵯峨嵐山駅(JR-E08)
⇒徒歩約25分

京都バス『愛宕寺前』バス停
⇒徒歩約5分

〇拝観時間
9:00~16:30(3~11月)
9:00~15:30(12~2月)

〇拝観日
2022年11月30日

〇拝観料
大人・大学生 500円
高校生・中学生 400円
小学生以下 無料(保護者同伴に限る)

〇札所
なし

〇駐車場
なし

※2022年11月30日現在