今回は奈良県奈良市にある喜光寺です。
夏になると境内に蓮の花が咲き、西大寺・唐招提寺・薬師寺と併せてロータスロードの一つに数えられています。

喜光寺の最寄り駅は近鉄橿原線の尼ヶ辻駅です。
大阪方面からは
大阪難波駅⇒快速急行・急行で約35分⇒大和西大寺駅
大和西大寺駅で橿原神宮前方面に乗り換え
大和西大寺駅⇒急行・普通で約2分⇒尼ヶ辻駅
京都方面からは
(近鉄)京都駅⇒特急(要特急券)で約30分⇒大和西大寺駅
大和西大寺駅で橿原神宮前方面に乗り換え
大和西大寺駅⇒急行・普通で約2分⇒尼ヶ辻駅
尼ヶ辻駅では西出口から地上に出ます。

尼ヶ辻駅の地上に出ると、喜光寺と菅原天満宮の石碑があります。
いずれも近鉄橿原線の尼ヶ辻駅が最寄り駅です。

地上に出ると小さなロータリーがあり、踏切がありますので渡らずに左に曲がります。

左に曲がりしばらく進むと

垂仁天皇陵と安康天皇陵の石碑があります。
このうち垂仁天皇陵はこの近くにあり

石碑からすぐの所にあります。
垂仁天皇は第十一代天皇です。

尼ヶ辻駅からの道をしばらく進むと、『宝来』の交差点がありますので、ここを右に曲がります。

『宝来』の交差点を曲がると県道1号線の高架が見えてきます。
ここを左に曲がらず、下をくぐらず矢印の方向に進み、側道の国道308号線の歩道を歩きます。

国道308号線の歩道を歩きますが

すぐに『菅原』の交差点がありますので、これを渡ります。
この辺りから南大門と本堂が見えます。

県道1号線と国道308号線の大通りを越えると、喜光寺の南大門に到着します。
近鉄の尼ヶ辻駅からは10分ぐらいで到着します。
戦国時代の戦乱で焼失してしまいましたが、2010年5月に再建されました。
拝観受付はこの南大門で行なっています。

仁王像 阿形

喜光寺は721年で行基により創建されました。
この辺りに住む住民が行基に土地を寄進し、行基が寺院を建てこの地の名前になっている菅原の名前を使用し『菅原寺』と名付けました。
布教活動などにより認められていた行基の晩年に聖武天皇が菅原寺を訪れた際に、御本尊から不思議な光が放たれたとされています。
それに喜んだ聖武天皇は「歓喜の光の寺である」と『喜光寺』の名前を賜りました。
この近くににある菅原天満宮を鎮守社としていましたが、明治時代の神仏分離令により喜光寺と菅原天満宮は分離されてしまいました。

本堂にある扁額はかつての『菅原寺』になっています。



そして喜光寺といえば6~8月にかけて咲く、蓮の花が有名です。
境内には250鉢の蓮の花が咲き、多くの参拝客が訪れます。
この西ノ京エリアにある西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺の4つのお寺でロータスロードになっていて、共通拝観券や限定の御朱印やワークショップなどが開催されます。

本堂の左側にある歌碑です。
先ほど明治時代の神仏分離の際に喜光寺と菅原天満宮が分離したと紹介しましたが、喜光寺の文化財のほとんどは売られてしまい、お寺も荒廃してしまいました。
その様子を見た歌人である会津八一は
『ひとりきて 悲しむ寺の 白壁に 汽車のひびきの ゆきかへりつつ』
と詠みました。
一人で喜光寺にやってきたが、荒廃した姿を見て悲しんでいる私に汽車の響きが喜光寺の白い壁にゆきかえっている
という意味です。

歌碑の近くには喜光寺を開基した行基が祀られている行基堂があります。

境内の一番奥にはお写経道場があります。
こちらで御朱印の受付を行なっています。


お写経道場の右前には弁天池があり、弁天堂があります。
初夏にはスイレンが咲きます。


そして本堂の前に戻って蓮の花を撮影しました。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
〇アクセス
近鉄橿原線 尼ヶ辻駅(B27)
⇒徒歩約10分
〇拝観時間
9:00~16:30(最終受付は16:00)
※蓮の開花時期の7月土・日・祝は7:00~16:30
〇拝観日
2021年8月1日
〇拝観料
大人・大学生・高校生 500円
中学生・小学生 300円
〇札所
大和北部八十八ヶ所霊場 第25番
〇駐車場
あり(無料)
※2021年8月1日現在