今回は滋賀縣大津市にある日吉大社です。
比叡山延暦寺の鎮守社として知られています。

日吉大社の最寄り駅はJR湖西線の比叡山坂本駅です。
大阪方面からだと
大阪駅⇒新快速で約45分⇒比叡山坂本駅

比叡山坂本駅の2番バス乗り場からは、江若バスに乗ると日吉大社前までスムーズにいくことが出来ます。
比叡山坂本駅⇒31番(西教寺行き)・41番系統(ケーブル坂本駅行き)⇒日吉大社前

比叡山坂本駅の出口は一つしかありませんが、湖西道路の高架の下をくぐり横断歩道を渡ります。

ここからは比叡山の方に向かって進むようになります。

日吉大社までは小さな神社が立ち並んでいますが、すべて日吉大社に関係のある社です。
こちらは石占井神社(いしらいじんじゃ)です。
673年に大己貴大神(おおなむちのかみ)を奈良県の三輪山より勧請した際に、石に座した女神に出会いました。
「大神の鎮座する聖域はどこか?」と尋ねたところ、この女神は大神の御足を井戸で洗い、日吉大社の西本宮まで案内したとされています。
この故事にちなみ、女神を石占井大明神として祀られています。

こちらは大神門神社(だいじんもんじんじゃ)です。

この大神門神社の前には日吉大社の一の鳥居がありますが、大神門神社はこの一の鳥居を守護するために建てられた神社です。

しばらく進むと京阪電鉄 石山坂本線の坂本比叡山口駅があります。
大阪方面からだと
淀屋橋駅⇒特急で約50分⇒三条駅
三条駅で京都市営地下鉄の三条京阪駅に乗り換え
三条京阪駅⇒約22分⇒びわ湖浜大津駅
さらにびわ湖浜大津駅で坂本比叡山口行きに乗り換え
びわ湖浜大津駅⇒約15分⇒坂本比叡山口駅


さらに日吉大社までの道の右側には、大きなイチョウの木が美しく近江西国三十三箇所の第6番札所になっている生源寺(しょうげんじ)があります。

さらに進むと日吉大社の二の鳥居があります。

二の鳥居からは側道を通るようになりますが、道幅が狭く譲り合ってご通行ください。
それにしてもこの脇にある紅葉がとても綺麗でした!

この側道の道路と反対の方は石垣のようになっていますが、これは穴太衆積みの石垣と呼ばれています。
日吉大社や延暦寺のある坂本にいるとよく穴太衆積みの石垣や穴太積みという言葉を聞きますが、近世初期の頃に活躍した石工の集団のことを穴太衆と呼び、自然の石を加工せず積み上げる技術を構築しました。
この辺りで見かける石垣は、ほぼ穴太衆積みの石垣といっても過言ではないでしょう!

ちなみに江若バスの『日吉大社前』のバス停は二の鳥居と日吉大社の間にあります。


JR湖西線の比叡山坂本駅からは20分ぐらい、京阪石山坂本線の坂本比叡山口駅からは10分ぐらい、江若バスの『日吉大社前』バス停からは3分ぐらいで日吉大社の入口に到着します。


拝観受付で入苑協賛金(大人・大学生500円、高校生・中学生300円)を支払い、境内を奥に進みます。

参道には鳥居がありますが、形が特徴的です。
これはその形から山王鳥居と呼ばれ、上に乗っている三角形は破風と呼ばれます。

さらに奥に進むと右側に檻があり、『魔が去る』『何よりも勝る』、神猿(まさる)と書かれていました。
中を覗いてみると本物のお猿さんが二匹いました!
お猿さんは山王信仰の神の使いとされています。
比叡山にある延暦寺を開いた最澄が、中国から天台宗を伝えた時に比叡(日吉、日枝)の神を山王と呼び、延暦寺の護法神として祀りました。
これを山王信仰と呼びます。
その山王信仰の使いとしてお猿さんが大切に保護されています。
境内では猿回しなども行なわれていました。

境内を奥に進むと西本宮に到着します。
西本宮の前にあるのは1586年に再建され、重要文化財に指定されている西楼門です。

西楼門をくぐると拝殿があり

奥には本宮と呼ばれる西本宮 本殿(国宝)があります。
こちらには大比叡神(おおびえのかみ)を祀りますが、これは奈良県桜井市の三輪山に鎮座する三輪明神(大己貴神)が勧請されたものです。
日吉大社の創建は西暦91年とされています。
平安京遷都の際には、平安京から見て表鬼門(北東)の位置にあることから、都の魔除、災難除の神社としての役割を果たしました。
比叡山に延暦寺が開かれてからは天台宗の護法神として、広く信仰を集めました。

お参りを終えて帰路に就こうとすると、夕陽を浴びた紅葉がとても綺麗でした!

さらに進むと東本宮の案内があったので、行ってみることにしました。

少し進むと


重要文化財に指定されている日吉三橋があります。
こちらは渡れませんが

この奥にある拝観受付で、西本宮へ行くまでに拝観受付を行なった拝観券やパンフレットが必要となります。
それらを提示すると東本宮へ入れます。

東本宮の参道を進むと

右側に猿岩があります。
お猿さんの顔に見える岩だそうですが、皆さんはお猿さんに見えますか?(笑)


参道を奥へと進むと東本宮の楼門(重要文化財)があります。

西本宮同様に拝殿があり

東本宮の本殿(国宝)があります。
東本宮は668年で、現在の本殿は1595年に再建されました。
こちらには大山咋神を祀ります。
日吉造りと呼ばれる本殿のつくりは西本宮も東本宮も同じ作り方をしています。
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
○アクセス
JR湖西線 比叡山坂本駅(JR-B27)
⇒徒歩約20分
京阪石山坂本線 坂本比叡山口駅(OT21)
⇒徒歩約10分
江若バス『日吉大社前』バス停下車
⇒徒歩約3分
○拝観時間
6:00~16:00(4~9月)
7:00~16;00(10~3月)
○拝観日
2025年11月30日
○拝観料
大人・大学生 500円
中学生・高校生 300円
○札所
神仏霊場巡拝の道 第149番(滋賀17番)
○駐車場
あり(無料、ただし11月1日~30日は1台1000円)
※2025年11月30日現在