今回は滋賀県大津市にある唐崎神社です。
日吉大社の境外摂社の一つで、境内は滋賀県指定名勝に指定されています。

唐崎神社の最寄り駅はJR湖西線の唐崎駅です。

大阪方面からだと
大阪駅⇒新快速で約30分⇒京都駅
京都駅⇒普通で約15分⇒唐崎駅

唐崎駅を出て、琵琶湖方面に進むと唐崎神社などの案内があります。
この案内の方に進みます。

途中には学校がありますが、その脇にはかわいらしいたぬきの置物がありました。
さすが滋賀!(笑)

最初の信号の所を左に曲がります。

しばらく歩くと三叉路になっていますので、右に曲がります。

さらに進むと『唐崎一丁目北』の交差点があるので、ここの横断歩道を渡っておきます。

渡った所に唐崎神社の案内がありますので、そちらに進みます。

唐崎駅から15分ぐらいで唐崎神社に到着します。

鳥居をくぐると拝殿があります。

そして拝殿のすぐ後方に本殿があります。

唐崎神社は697年に創建され、かつては『女別当社』と呼ばれていました。
というのも創建される少し前の633年に琴御館宇志丸宿禰(ことのみたちうしまる)がこの地に居住し、その宇志丸宿禰の妻である女別当命を祀ったため『女別当社』と呼ばれ、女性守護や婦人病の平穏の御利益があると厚い信仰を集めました。

そしてさらに本殿の後方には霊松が拡がります。
宇志丸宿禰が最初に植えたとされる『唐崎の松』と呼ばれる霊松ですが、二代目の1921年に枯れてしまいました。
しかし現在も霊木として祀られています。

現在の『唐崎の松』は三代目で、琵琶湖の景色と合わせて『唐崎夜雨として近江八景に選ばれています。
金沢の兼六園にある『唐崎の松』はここの松の木が分けられています。
(なんとなく龍が口を開けて泳いでいるように見えますが…笑

境内にはたくさんの松の木が植えられています。

そのうちの一つが唐崎の松の後継の木です。
現在の三代目が枯れてしまった時に備えていて、後継とはいえすでに立派でした!

そして琵琶湖に面した所に近江八景の石碑がありました。
燈籠と琵琶湖と近江富士(三上山)が見える景色はとても綺麗で、気に入ってしまいました!

また訪れたいと思います。

お参りを終えて帰路に就こうとすると大きな参拝者がいました(笑)
大津市のゆるキャラで『おおつ光ルくん』だそうです。

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
○アクセス
JR湖西線 唐崎駅(JR-B28)
⇒徒歩約15分

○拝観時間
自由

○拝観日
2024年4月25日

○拝観料
なし

○札所
なし

○駐車場
なし

※2024年4月25日現在