今回は広島市東区にある明星院です。
境内にはたくさんの仏像が安置されています。


鶴羽根神社と饒津神社の間に明星院はあります。

民家が立ち並ぶ路地を抜けると仁王門があります。


仁王門にはとても迫力のある仁王像が安置されています。
ここまではいたって普通ですが

仁王像吽形の裏に手水舎があり、とても珍しい配置となっています。

なお仁王門に掲げられている扁額は『月光山』となっています。

仁王門をくぐると右側に護摩堂(不動堂)を見ることが出来ます。
こちらには不動明王が祀られています。

護摩堂の前には二葉山麓七福神の一つ、毘沙門天を見ることが出来ます。


護摩堂の奥には水かけ不動尊と

護摩堂の前には銭洗い不動尊が祀られています。

護摩堂の向かい、仁王門から中門までの間には臥龍鳳雛之松があります。
背はそう高くありませんでしたが横に長く、地を這う龍のごとく雄大な姿を現しています。

臥龍鳳雛之松の先には中門があります。
この中門には大きな提灯に書かれている通り風神像と雷神像が安置されています。

風神像

雷神像
いずれもとても迫力のある像です!
この中門には本堂に向かう方に

『ようお参り』とお地蔵さんが出迎えてくれます。

中門からも松並木が続き、突き当たりに本堂があります。
明星院の創建年は不明ですが、もともとは藩主の毛利輝元の母親の位牌を祀る御位牌所として建立されたのが始まりとされています。
その後、浅野家が藩主となっても浅野長政夫妻の位牌が祀られるなど、戦国武将からとても厚い信仰を得ていました。
本堂の中には原子爆弾の投下の被害を免れた赤穂浪士の木像が安置されています。

本堂の右側にはたくさんの像があり、こちらは子守り地蔵尊

水子地蔵菩薩像などがありますが


被爆樹木のイチョウの木があります。
樹齢150年以上のイチョウの木は落雷や台風の被害を受けながら今なお生き続けています。
そして1945年の原子爆弾の投下により本堂などの建物が崩れ焼失していく中、このイチョウの木は生き延びることが出来ました。
そしてこのイチョウの木が生き伸びるよう仏頭を安置し、しめ縄がくくられています。
被爆してもなお生き延びる自然の生命力に驚きますが、『NO WAR』とあるようにいつまでも平和な世界を!という気持ちでいっぱいです。

帰りの中門には『またお参り』とお地蔵さんが見送ってくれます。
明星院の案内から少し奥まった所にあるので入ろうか迷いましたが、風神雷神像や原子爆弾の投下に負けず生き延びるイチョウの木を見ることが出来、訪れてよかったと思いました!
広島に行かれた際はぜひ訪れてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございます!
<まとめ>
○アクセス
山陽新幹線 広島駅
JR山陽本線 広島駅(JR-G01・JR-R01)
JR芸備線 広島駅(JR-P01)
JR呉線 広島駅(JR-Y01)
JR可部線 広島駅(JR-B01)
⇒徒歩約25分
○拝観時間
9:00~17:00
○拝観日
2024年7月5日
○拝観料
なし
○札所
広島新四国八十八ヶ所霊場 第62番
中国地蔵尊霊場 第11番
○駐車場
あり
※2024年7月5日現在