今回は奈良県吉野郡吉野町にある𠮷水神社です。

前回の金峯山寺の近くにあり、『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。

金峯山寺の拝観記録はこちら

金峯山寺からはさらに山奥の方に向かいます。
金峯山寺からは徒歩5分ぐらいで左側に鳥居があります。

鳥居をくぐると坂をくだり

再び坂を登ります。
この道は車も通りますので、ご注意ください。

こちらが𠮷水神社の入り口です。
お車で参拝の場合はこの門をくぐり、右側に無料駐車場があります。

この無料駐車場の辺りは一目千本と書かれ、桜が咲く春にはここから千本の桜が咲く姿を見ることが出来ます。

門をくぐると正面に書院を見ることが出来ます。
𠮷水神社の御朱印はこの書院で行なっています。

書院の右隣にあるのは𠮷水神社の御本殿です。
後醍醐天皇、楠木正成、𠮷水院宗信法印を祀ります。

𠮷水神社の創建は役行者により建立されたとされています。
かつては後醍醐天皇が南北朝時代にここを一時的な居所としました。
その時は𠮷水院と呼ばれる寺院で、後醍醐天皇の崩御後は御村上天皇が後醍醐天皇の像を作り奉納しました。

その後明治時代の神仏分離令の際に改称した後醍醐天皇社という名前を経て、1875年に𠮷水神社となりました。

𠮷水神社の参拝方法はかなり特殊で
『二礼 十七拍手 一拝』となっています。
拍手の数は間違えないようにしましょう(笑)

書院の入り口で拝観受付を行なうと書院の中にある後醍醐天皇の玉座や源義経・静御前 潜居の間を見ることが出来ます。

外に出るとかつて豊臣秀吉が吉野で花見を行なった際にここで本陣を築いた石碑があります。
1594年に徳川家康や伊達政宗などの武将、茶人など総勢5000人で訪れた『吉野の花見』はとても有名で、現在では吉野は日本一有名な桜の名所といっても過言ではないでしょう。

境内の一番奥には北闕門(ほくけつもん)という門があります。

かつて吉野山から大峯山へ入山する修権者はここで邪気を払い、入山して行ったとされています。

邪気を払い、結界を張る九字紋は
・臨(りん)
・兵(びょう)
・闘(とう)
・者(しゃ)
・皆(かい)
・陣(じん)
・烈(れつ)
・在(ざい)
・前(ぜん)
と唱え、最後に『エイ!』と唱えます。

御本殿の右隣には弁慶の力釘の岩があります。

源義経が潜んでいた時に源頼朝の追手は
『ここに義経が潜んでいるだろう、出てこい!』と大声を出しました。
それを聞いた弁慶は近くに刺さっていた釘2本を抜き
『弁慶だ、力勝負をするぞ!』と言いその怪力で釘をこの岩に突き刺しました。

それを見た追手達は一瞬で逃げていきました。
弁慶の怪力伝説ですね!

参拝を終えて帰る時の紅葉がとても綺麗でした!

最後までご覧いただきありがとうございます!

<まとめ>
〇アクセス
近鉄吉野線 吉野駅(F57)
⇒ロープウェイ吉野山駅下車 徒歩約15分

〇拝観時間
8:00~17:00

〇拝観日
2020年11月10日

〇拝観料
なし
※書院・北闕門 大人・大学生600円、中学生・高校生400円、小学生300円

〇札所
なし

〇駐車場
あり(無料)

※2020年11月10日現在